Faber Company 開発ブログ

ファベルカンパニーと読みます。

【入社エントリ】Faber CompanyにPdMとして入社しました(大塚れいな)。

自己紹介

2025年10月、Faber CompanyにPdMとしてジョインしました大塚れいなです。 所属は、ミエルカシリーズの開発・運用を担う新規開発ラボチームです。

入社初日、オフィスのあるWeWork神谷町トラストタワーへ。

WeWork22階の一角にあるオフィスからふと外を眺めると、目の前に東京タワー。 「都心だな~」と思いつつ、洗練された設備と、チームの顔が見えるちょうどよい規模感のオフィスに、心地よいスタートを切りました。

22階のオフィスの窓から外を見た景色。東京タワーが近い。

これまで、楽天で複数の新規サービスの立ち上げに携わり、アプリケーションエンジニア、PjM、PdMとしてプロダクト開発に関わってきました。 「つくって、使ってもらって、改善して、もっと喜んでもらう」、そんなプロダクトづくりの楽しさを実感したのもこの頃です。

その後、行政機関での入国手続きアプリ開発にも携わりました。 “国のサービス”であっても、使いやすさや体験価値が欠かせないことを再認識した経験です。

さらに、コンサル企業やスタートアップにも在籍し、民間・行政、大企業・スタートアップと幅広い環境でプロダクトに携わってきました。 振り返ると、私の仕事の軸は一貫して「世の中を少しでも良くするプロですトをつくること」でした。 現場起点で課題を見つけユーザーに確かな価値を届ける、その積み重ねをこれからも続けていきたいと思っています。

Faber Companyに惹かれた理由

実は、Faber Companyを知ったのは今回が初めてでした。 マーケティング領域の経験がなかった私にとって、未知の世界。 それでも選考を進める中で感じたのは、出会うメンバー全員が前向きで真摯に仕事に向き合っていたことでした。

「より良いビジネス・プロダクトを世の中に届けたい」、そんな想いを一緒に進めていけるのでは、という想いが芽生えました。

また、成長フェーズにありながらも裁量が大きい規模感も魅力でした。 個の力がプロダクトや事業の方向性に影響を与えられる、その手触り感に惹かれました。

オフィスの入り口。ミエルカくんがお出迎え。

入社してからの1か月

入社翌日、全社合宿に参加しました。(入社のタイミングがそんな時期だったのです。) 正直、「いきなり合宿!?」と戸惑いましたが(笑)、結果的に参加して本当によかったです。

創業者・古澤さんの起業ストーリー、会社の歩み、上場までの道のり、そして今期の目標──。 会社の全体像を一気に掴むことができ、Faberが目指す未来を肌で感じる時間でした。 地方メンバーとも直接顔を合わせられたのも貴重な機会でした。

また先週は、Japan IT Weekの展示会にも参加。 営業チームに混じってリード獲得要員として初参戦しました。 整った仕組みの上に「最後は人で勝負!」というチームの熱量があり、圧倒されつつも刺激的でした。

まだまだわからないことだらけですが、質問すれば誰もが快く教えてくれる環境に助けられています。

(蛇足ですが、WeWorkでは時間限定でビールが無料らしいです。まだ飲めていませんが、密かに楽しみにしています🍺)

これからやっていきたいこと

マーケティング領域に本格的に関わるのは、私にとって初めての挑戦です。 今後は、AIの進化を活かしてミエルカシリーズをよりユーザーに価値を届けるプロダクトに育てていくことを目指しています。

ミエルカシリーズ。

同時に、チームメンバーが「仕事が楽しい」と感じられる環境づくりにも力を入れたいです。 “コト”に注力し、価値を出し、なんでも楽しむ──そんなチームを一緒につくっていけたらと思っています。

Faberという環境は、私にとって新しい挑戦の連続。 でも、それをとことん楽しみ尽くすつもりです。

最後に

まだまだ始まったばかりですが、早くキャッチアップして、 時代の先をつくるプロダクトを世の中に届けられるPdMになりたいと思っています。

きっと大変なこともあります。 それでも、新しい仲間やお客様との出会いを大切にしながら、この環境を楽しみ尽くしたいです。

これからどうぞよろしくお願いします~!

【ベトナム支社のみんなに会ってきたよ】ハードでファンタスティックなホーチミン出張

Xin chào mọi người!

皆さまこんにちは。新規開発ラボチームの高田です。

ただいまホーチミン・タンソンニャット空港(SGN)の第2ターミナル・ゲート9にて、帰国便を待ちながらこの記事を書いています。

時刻は23:30。余裕を持って21時前には空港に到着したはずなのに、手荷物を預ける列も、出国審査も保安検査も、どこもかしこも長蛇の列。一時は間に合わないのではと冷や汗をかきましたが、なんとか搭乗手続きが完了し、東京オフィスへのお土産も購入して一息ついたところです。

表題にもある通り、今回、小林さんと私の2人でベトナム支社に1週間の出張に行ってきました。当初は市川さんも含めた3人で行く予定でしたが、都合がつかなくなってしまい、最終的には2人旅に。ここに至るまでにも色々あったのですが、それを書くと文章量が倍になりそうなので割愛します(^-^)。

私にとっては初めてのベトナム。ハードでファンタスティックで、観光旅行では絶対に体験できない濃厚な1週間を、ぜひみなさんにお伝えできればと思います。

【初っ端から狂いまくる予定】目をつけていたフライトが満席に

最初に目をつけていたのは、9/18(木)朝9:30成田発の便。早起きする必要がありますが、お昼すぎにはホーチミンに着いて、ホテルチェックインや夕食もスムーズに進むはず、、、でした。

ところが、候補を調べたはいいものの、日々の忙しさにかまけて社内各所への確認や予約をズルズルと後回しにしてしまった我々。出発を2週間後に控えた9/1(月)に再びAir Franceのサイトを開くと、、、、なんということでしょう、席がもうなくなってしまっていたのです。

せやかて工藤

残るは深夜便か14時間トランジットという究極の選択、、、、協議を重ねた結果、「空港でひたすら待つより、ちょっと夜更かしになっても寝て行った方がマシだろう」ということで、ベトナムへのフライトは9/18(木)のAM1:50羽田発に決定しました。

【ハードすぎる出発】前日20:00までユーザー会に参加→そのまま羽田へ直行して深夜便でベトナムへ

深夜便というだけで気が重かったのですが、ここからさらにハードさを加速させたのが前日の予定。

出国前日の9/17(水)は、ミエルカシリーズをお使いいただいているお客様の交流会「ミエルカユーザー会」への参加が入っていました。新機能やマーケ施策を考えるうえでお客様の声は何より大事。Bizサイドの開発メンバーとして外せないイベントです。

mieru-ca.com

しかしこのユーザー会、懇親会も含めると20:00に終了します。懇親会まで参加すると、そこから一度帰宅して荷物を取る時間はゼロ。

悩みに悩んだ結果、「ベトナムの荷物を持ってユーザー会に参加→その足で羽田へ直行→深夜便搭乗」という鬼スケジュールを呑み込むことにしました。

※ユーザー会はお客様とたくさん話せたのでとても楽しかったです。新機能の要望もたくさんいただけたので、参加した甲斐がありました。お話ししてくださった皆様、ありがとうございました。

そんなわけで、ユーザー会が終わった後にミエルカTシャツのまま羽田に直行。化粧室で着替え、22:00に小林さんと合流しました。

(本当は羽田の出発ロビーにあるシャワー室を利用しようと思ったのですが、「すでに待っている人がいっぱいで、早くても利用開始が23:00になってしまう」と言われたので泣く泣く諦めました)

(そして書きながら気づきましたが、小林さんと合流した時の写真を撮っていなかった、、、、!!!!)

事前にオンラインチェックインを済ませていたので、あとは航空券を印刷し、スーツケースを預けて、、、、と思いきや、ここでanother missionが発生。実はベトナム支社のメンバーから東京ばな奈を買ってきて欲しいと依頼が来ていたのですが、それを我々はまだ調達していませんでした😇。

a box of cakeって何???ケーキなんか持って行かれないわよ、、、と思ったら東京ばな奈でした🤣

あとで聞いたところによると、ベトナムから日本に観光で行くには観光ビザが必要なのですが、これがなかなか下りにくいとのこと。そのため日本から誰かがベトナムに来るとわかると、みんなここぞとばかりにお土産やおつかいをお願いするんだそうです。

ということで、スーツケースを預ける前に羽田で東京ばな奈を探す旅へ。無事にすぐゲットでき、空港で2人してスーツケースに詰め込みました。

小林さんの東京ばな奈収納チャレンジ

そんなこんなしているうちに、時刻は22:30に。航空券を印刷して荷物を預け、いざ出国審査へ。

航空券の印刷もコンプリート

平日夜で空いていたおかげか、出国審査はすんなり完了。搭乗ゲートの位置を確認し、最後の晩餐として23:00過ぎにうどんを食べ、無事に飛行機に乗り込みました。

最後の晩餐として食べたうどん。写真を撮る前にちょっと食べちゃったので、食べかけの写真です。

我々をベトナムに連れて行ってくれたJL079

機内は極寒だったのですが、機内持ち込み荷物の中にヒートテックを入れてきていたので、寒さ対策もバッチリ。おかげて乗り込んで即爆睡しました。記憶が正しければ朝5時すぎに朝食で起こされ、半寝ぼけのまま朝食をもそもそと口に入れ、いざベトナムに上陸です!

記憶に全くないのだが、こんな朝ごはんだったような気もする

タンソンニャット空港で動く歩道に乗る小林さん

入国審査を終えてスーツケース待ち

長い長い入国審査(審査は一瞬だったけど列が長蛇)を終えて、日本から持っていった現金を空港で少しだけ両替し、お昼ご飯を食べたのちに、事前に予約しておいたタクシーと合流してホテルへと向かいました。

そして道に出た瞬間、バイクのまーーーーーーあ多いこと!!車とバイクが1:9くらいの比率です。地理の教科書でよく見るあの光景が目の前に広がっていることになぜか感動を覚えました。

信号待ちをしているバイクの列。後ろにHONDAがあるのがなんか感動

車は車で、クラクションを鳴らしながら、細い路地でもへっちゃらで入っていきます。対向車が来たらスレスレまでよけて、日本ではありえない距離ですれ違います。そしてなぜかぶつからない。かすりもしない。ハラハラドキドキの私と、2回目のベトナムで余裕な顔の小林さんを乗せて、タクシーの運転手さんはちゃんとホテルまで連れていってくれました。

我々が宿泊したホテル

そんなこんなで、ATMでキャッシングしたり、スコールに打たれながら夕ご飯に行ったり(帰る時には止んでた)、初日はバタバタしながら過ごしました。

ベトナムドンを調達しにATMへ。カードが吸い込まれなくてよかったです

【初めてのバイタク】ベトナムの通勤ラッシュにカルチャーショック

ということで、ベトナムでの通勤スタートです。ベトナムでは、会社に着いてから朝ごはんを食べるのが割と一般的なので、我々もデリバリーでバインミーを調達し、オフィスに向かいました。

ホテルからオフィスまでは少し距離があるので、バイクタクシーを使います。私はバイクの免許を持っておらず、家族もバイクに乗らないので、バイクそのものが初めてでした(「初バイクがベトナムはウケる笑」といろんな人に突っ込まれました)。

ベトナムで我々がお世話になったタクシーアプリXanh SM。8:10に予約しているのに、大体8:00前くらいに来て、「早く行くよ!」とばかりにヘルメットを渡されます😇

最初はもちろん怖かったので座席にしがみ着いていたのですが、2日目には何にも掴まらずにタクシーでスマホをいじれるまでになりました。

(ただ、道路がガタガタしていたり急に曲がったりするせいでスマホを見ているとめちゃくちゃ酔うので、車酔いしやすい方は大人しくベトナムの通勤ラッシュを楽しむことをおすすめします)

バイタクから撮った車とバイクの割り込み合戦。車線はもう意味をなしていません

会社に着くと、すでに先に到着してた何人かが思い思いの朝ごはんを食べているので、その中に我々も入って朝ごはんを食べます。

朝ごはん中のみんな。左からローカルミエルカのLinhさん、ミエルカSEOのCườngさん、同じくローカルミエルカのQuânさん、ミエルカヒートマップのDiêmさん

朝ごはんのバインミーめっちゃ美味しかった

Faber Vietnamのロゴの前で記念撮影

私と同い年のToànさん。ミエルカSEOチームの有望な若手メンバーです

【糖分過多な食生活】なぜベトナムの人々はご飯を食べた後にカフェに行くのか

こうして朝の8:30に勤務開始。Daily Scrumで各自のタスクの状況やプロジェクトの進捗を確認したあと、各自で作業を進めます。普段Google MeetやSlackでしかやり取りしないメンバーがこうして仕事しているんだな、というのを直で見ることができ、とても嬉しかったです。

ヒートマップチームのDaily Scrum。スクリーンを見ながら、各プロジェクトの進捗を確認します。

ベトナムにいるとはいえ、仕事に関しては何も特別なことはありません。ベトナムからオンライン商談に同席したり、日本側での社内MTGにオンラインで参加したり、菅原さんとベトナムエンジニアの状況について共有したりしながら、日本から持ってきたタスクをこなします。

ベトナムオフィスで仕事する小林さん。画像右手にあるビニール袋は、Luânさんから頼まれて買ってきたラーメン

そんなこんなしているうちに、早速お昼の時間に。朝と同様、お昼も基本はデリバリーです。11時前くらいになると、みんなの分を頼んでくれるメンバーがスマホを回してくるので、我々も教えてもらいながらメニューを選びます。

お昼のメニューを聞きにきてくれた、フロントエンドエンジニアのCơさん。目が合うと必ずニコッと笑ってくれます

この日はCơさんにすすめられるがまま "Special noodle" をオーダー

12時になると、いつの間にか届いていたデリバリーを仕分けてくれて、"This is yours" と渡されるので、それを受け取って食べ始めます。

(1回だけ、渡された麺が他の人のものだったらしく、後から慌てて取り替えられたことがありました笑)

麺やつゆ、トッピングはビニール袋に入っています。

ご飯を食べ終わると、みんなでお昼寝タイムに突入。ベトナム人はとにかく食べるのが早いので、みんな15分くらいでご飯を食べて、ちゃっちゃと寝始めます。中には動画を見ながら寝落ちする人も。

お昼休みに●滅の映像を見てるQuânさん

と思ったら途中からN●RUTOになった

13時になる直前に、みんなゴソゴソと起き始め、午後の仕事をスタートします。

午後の仕事をスタートしたと思ったら、「飲みたいドリンク選んで〜〜」とSlackが。メニューを選び、氷入れるのか入れないのか、砂糖は少なめか多めか、トッピングはどうするのかなど、スタバ並みのカスタムをスプレッドシート(!)に記入。それをもとに、カフェにデリバリーを注文してもらいます。

ここで驚きなのが、ベトナムの飲み物はとにかく甘いということ。普通のお茶でも激甘です。頼むときにless sugarやno sugarにすると"really!? this tea is so strong! you should add more sugar!"とめちゃめちゃ砂糖を勧められるのですが、no sugarですでに甘い。というのも、ベトナムのカフェで出てくるお茶の中には、基本的に桃やライチなどの果物が入っているのですが、果物そのものがすでに十分甘いので、no sugarでも甘いというバグが起こるのです。ちなみにコーヒーもノーマルでめっちゃ甘いです。甘党の方はぜひベトナムを訪れてみてください。

小林さんがオーダーしたドリンク。確かいちごとプラムとアプリコットが入ってるやつだった(気がする)

激甘ドリンクをゲットし糖分をたっぷり補給したところで、午後も着々と作業を進めます。お昼寝をしているからか、昼下がりのだらけた雰囲気はほとんどありません。

みんな集中して作業しています

17:30に勤務が終わりオフィスを出た後は、夕ご飯へ。ベトナム支社のメンバーが代わる代わるお店を紹介してくれたので、お言葉に甘えて色々連れて行ってもらいました。

ホーチミンに一番軒があるというので、ローカルミエルカのQuânさんと一緒に行ってみることに。チャーハンはあっさりめでした

メニューを持って記念撮影するQuânさん

そして、夕ご飯の後ももれなくカフェに直行。甘い飲み物はもちろん、時にはアイスとかケーキとか食べちゃいます。それがまた美味しいので私もついつい食べてしまうのですが、タクシー生活のせいで運動ができないので、デブ活まっしぐらです。日本に帰ったらしばらくダイエットだな、、、、。

Quânさんが一番軒の後に連れて行ってくれたカフェのピーチティー。no sugarにしたはずなのに入っている桃が甘いのですでに甘い

【台風から逃げろ!】ドキドキの帰国ミッション

そんなこんなで仕事に勤しむうちに、あっというまに帰国の日が近づいてきました。 お腹も壊さず(バイクの排気ガスで喉痛いけど泣)、スリにも合わず(お店に荷物を忘れてタクシーで届けてもらったことはあったけど汗)、平和に終わりそうだったのに、最後の最後で台風18号がベトナム北部に急接近しているとのニュースが、、、!!

台風18号が我々の航路にまたがっている、、、「【台風情報】18号・19号・20号が同時発生 18号は強い勢力維持 最新の進路予想 | 長崎のニュース | 天気 | NBC長崎放送」(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/nbc/2186415)より

帰国前日に調べたところによると、香港やマカオ発着の飛行機に欠航が出ているとのこと。

news.yahoo.co.jp

我々は無事に帰れるのか、、、、!?!?!? 最後にホテルで確認した時にはまだ欠航情報は出ていなかったので、「とりあえず行くだけ行こう」ということになり、ドキドキしながら空港に向かいました。

そして着いたと思ったら、深夜便にも関わらずまさかの大混雑、、、、

オンラインチェックインはしていたものの、荷物を預けるためにチェックインカウンターへ。一見スムーズそうに見えますが、この列になんと20分以上並びました。なかなかの試練でした

しかもここだけではありません。出国審査も保安検査もびっくりするほど長蛇の列。21:00前に空港に着いたはずなのに、気づいたら23:00を過ぎていました。

ボーディングまでまだ若干の猶予があるので、「多分お土産屋さんこっちだったと思う」という小林さんの言葉を信じて、ゲートの反対側へ。無事にお土産を購入し、やっと一息つくことができました。

(そういえばお土産の写真撮るの忘れた)

そうこうしているうちにボーディングが始まったので、今から飛行機に乗り込みます。行きは羽田でしたが、帰りは成田に向かいます。

結局欠航にならなかったものの、台風の真横を通り過ぎるので、あまり揺れないことを祈っています、、、!!

我々を日本まで帰してくれるVN306

【ベトナム出張を終えて】みんなでHAPPYになろうね

(ここからは帰国後の執筆になります)

というわけで、無事に日本に帰ってきました。行きと同様、日本時間の5:00過ぎくらいにご飯が提供され、うつらうつらしながらご飯をもさもさ食べ、飛行機の窓から朝日を拝んで、成田に到着しました。途中、乱気流に突入したので揺れますって言われて結構揺れましたが、多分みんな寝てたから覚えてないはず(実際私もあまり記憶にない)。

和食って言われて提供された気がするけど、そんなことよりパンとご飯が一緒に出てきて炭水化物、、、!ってなった(なおどっちも食べた)

ご飯食べながら拝んだ朝日

成田でマリオたちが出迎えてくれました。ただいま日本!

成田で歩く小林さん。疲れが滲み出る背中です

今回の出張では、ベトナムオフィスでしっかり業務に取り組む一方で、合間に現地メンバーと一緒に食事や激甘ドリンク、そしてお酒を楽しむ時間もあったため、オンラインやSlackだけではなかなかできない、色々な話をすることができました。

  • 「〇〇さんのChildrenがもう何歳になったんだよ」
  • 「小林さんはブリーチ平気なの??僕も一回やったことあるけど、ものすごく痛かったから、2回目をやる勇気が出ないんだ」
  • 「〇〇さんと奥さんはFacebookで知り合ったらしいよ」
  • 「僕の奥さんは高田さんと同い年なんだよ」(←日本にいる時に人づてに聞いてはいたけど、実際に本人に聞いて確認が取れてしまい色々悲しくなった)
  • 「高田さんはvery shyな人だと思ってたから、こんなに明るいと思ってなかった」
  • 「〇〇さんのバイク、すごくいいバイクでめっちゃかっこいいんだ!!」
  • 「ramenとsobaとudonの違いってなに?」
  • 「本当は彼女と今年結婚する予定はなかったんだけど、占い師がすぐに結婚した方がいいって言ってたからプロポーズしたんだ」
  • 「大学では何を勉強していたの?」
  • 「この間Faberを卒業したあの人は、最近元気にしてる??」
  • 「故郷はどこなの??Tokyoから近い??」
  • 「大きい家を買って、奥さんや子供、両親、従兄弟たちと3世帯住宅で暮らすのが目標なんだ」
  • 「日本では水泳の授業があるってほんと??」
  • 「ベトナムってワニの肉食べるの⁉︎⁉︎」←実際私も食べましたが、味はチキンでした
  • 「ベトナムのお寿司屋さんでお寿司を食べたことがあるけど、お腹壊したから怖くて食べられない」etc....

こういったプライベートな話は、仕事には直結しないかもしれませんが、お互いにどんな人で、普段どんなことをしていて、なんのために仕事を頑張っているのかを知ることで、心の距離は一気に縮まりました。それと同時に、いつもミエルカのために頑張ってくれているみんなだけでなく、みんなの奥さんや子供達にHAPPYになってもらうためにも、自分がまず仕事を頑張らなきゃなあと改めて感じました。まだまだ新米ですが、これからも頑張りますので、社内のみなさんはもちろん、社外の皆様も、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします🙇‍♀️

そんなわけで、1万5000字に渡るベトナム出張レポート(Faberの開発ブログ史上最長)、これにて終了です!最後までご覧いただき、ありがとうございました👋

ミエルカSEOチームのメンバー

ミエルカヒートマップチームのメンバー

ローカルミエルカチームのメンバー

Faber Vietnamのリーダー的な存在・Hadesさんと

【入社エントリ】謎の社会学ガチ勢がFaber開発チームにきた理由

自己紹介

7月にインターン生として入社した佐藤です。

出身は東京ですが、6歳になるまで英語圏の国と日本を1,2年おきに転々としていました。小1以降はずっと東京で、私立中高一貫の男子校でぬくぬく育ち、大学からロサンゼルスにあるUCLAに入学。

もともと高校生のときの課外活動で社会学に興味を持っていたため、はじめUCLAで社会学を専攻し、アメリカの大学は専攻の組み合わせ自由自在!ってことで、ついでに統計データサイエンスも専攻しました。2025年の6月に晴れてUCLAを卒業したところです。

統計データサイエンスもやっていたため、授業でRやPythonを触ることも多く、そこから開発系のプロジェクトもチーム個人複数やっていました。

そうして、あるときはマルクスやブルデューの概念をめっちゃ考察して、また別のときはSQLのWindow関数に頭を悩ませる謎の社会学ガチ勢プログラマーキメラが生まれました。

大学で打ち込んだのは、やっぱり研究です。小さいものまで含めると、合わせて5つプロジェクトをやっていました。自分はアメリカ社会学でここ40年展開されてきた理論的論争がすごく好きで、多方面に広がる自分の研究興味は結局そこに収斂します。

めっちゃ広くいうと「私たち人間は社会からどれくらい自由なのか」という問い、めっちゃ専門的にいうと「構造・主体性問題(Structure-agency problem)」です。

例えば、この間公開された、Chicago Journal of Sociologyに掲載されたこの論文(p.82-)では、日本のAO入試について、「自分らしくあろう」みたいな社会の価値観を受験生がどういう過程で受け入れ、ともすればどう抵抗するのか、みたいなことをしゃべってます。

社会学好きなので、なんかアメリカ最初の社会学部であるシカゴ大学社会学部の大学院(博士課程)に9月から入ることになっちゃいました。合格率5%未満の難関だったのでラッキーでした。

将来はアメリカの大学で教授をしたいと思っていますが、まだ道のり長いんでわからないです。

入社のきっかけ―Faberでの夏休み

こんな社会学激推しくんがなぜFaberに?という感じですよね。

一つには、色んな方向に興味が向く性格があります。大学院にいってもプログラミングは使い続けるでしょうし、もっとエンジニア寄りの仕事をしたり、企業で働くということを体感してみたかったっていうのがあります。

あとは、Webマーケティング自体、自分の研究トピックと実は結構つながりあるんじゃないかと思っています。

自分は「新しい価値観が生まれ、広まる条件や過程はなんだろう」という問いを持っています。専門用語ではcultural innovation/resonance/diffusion (文化イノベーション・拡散)なんて言いますが、この真ん中のresonanceが面白いんです。

直訳では共鳴や反響ですが、「その言葉、心に響いたわぁ」みたいな意味でも使われます。言い換えると新しい価値観が「しっくり感」を生み出し、そのしっくり感が伝播していく過程をcultural resonanceって言います。この「しっくり感」はどう個人・社会レベルで生み出されるんだろうということに興味があります。

Webマーケティングは、もっと商業的な文脈でしっくり感を生み出そうとする営みなんじゃないかと思ったんです。もちろん全然素人ながらの考えなんですが、笑。

SEOやターゲティングなどWebマーケティングのノウハウが進展・蓄積する中で、「しっくり感」の生み出され方がどう変わっていくのか、マーケットの中でどういうアクターがいてそのダイナミクスを生んでいるのか。

これを内側から理解してみたくて、こちらでお世話になることにしました。

この会社ですることや印象

Faberでは、新規開発ラボチームでユーザーセッションのデータをより詳細に分析して、より効率的にCV率改善のための示唆を得られるようなプロダクトづくりをしてます。

上司にめっちゃでかいデータセット(それはもう、めっちゃでかい。2週間分の特定ホストのサイトに絞って550GBのスキャン量とか。)を渡されて丸投げ一任されているので、のびのびと色んな可能性を探っています。

小規模なチームで、ひとりひとり個性があって退屈しません。去年の夏インターンは同じ年代の学生インターンが10人以上チームにいたので、チーム内の年齢のバランス感が結構変わっていて面白いです。

短い間ですが、その短い間でしっかり成果が出るように頑張ります。

Python Lambda + Docker でも uv を使いたい!

先日公開されたベトナム出張(日本への一時帰国からの帰り)で朝寝坊した、Faber Vietnam の菅原です。小林さん赤堀さん、申し訳ありませんでした……

小林さんのレポートを読む ↓

fabercompany-dev.hatenablog.com

たまには技術らしい話を書こうということで、今回は Python の Lambda 関数で uv を使う方法について書きたいと思います。

完成品の Dockerfile だけ見る

対象の関数

今回の関数は、ミエルカSEO で稼働している「AI Chat 機能」で使われているものです。

プロンプトの中にある名前や住所など、個人情報と思われる文字列を PERSONLOCATION などに置き換え、社内規定などで個人情報を LLM に入力できないお客様にも AI Chat 機能を使っていただけるようにするもので、開発チームでは「匿名化機能(anonymizer)」と呼んでいます。

以前にインターンとして参加していた T君が、Docker 未経験の状態から調べながら作ってくれました。

この関数は内部で Microsoft の Presidio を使っており、処理できる文字列に約49KBの制限があります。

このサイズであらゆるプロンプト入力に対応できると考えていたのですが、新機能開発が進むにつれて、他の機能で生成したプロンプトが入力されるケースが出てきました。 日本語 UTF-8 で数万文字に及ぶようなテキストが入力されると、制限長の 49KB を超えて AI Chat が応答しなくなるという問題が発生しました。

LLM 側の入力トークン数を増やす対応とともに、匿名化機能でも Presidio の制限を超えて処理できるようにすることになりました。

匿名化関数の改善

当初は pip だけで依存関係が管理されており、開発者がそれぞれ好きな環境分離ツールを使っている状況でした。

これを機にベトナムメンバーもメンテナンスできるように、uv を前提に環境構築ガイドを整備しました。

Docker イメージのサイズ削減

匿名化関数は、Presidio に spaCy を組み合わせて使っています。処理速度よりも精度を優先する方針で、トランスフォーマーモデルである ja_core_news_trf を採用しました。

さてこの spaCy + ja_core_news_trf ですが、依存関係のライブラリやそれをビルドするためのツールチェーン(spaCy 内部の Cython 用に C++、transformers 内部の tokenizers 用に Rust が必要になります)を含めると、最終的な Docker のイメージサイズが 11GB 超になってしまいます。

しかし AWS Lambda は 10GB を超えるイメージをデプロイできないので、このままでは動かせません。最初そのままデプロイしようとして CloudFormation で UPDATE_ROLLBACK_FAILED エラーが出て詰まったのですが、イメージサイズが大きすぎるのが原因でした。

Lambda の制限である 10GB に収まるように、マルチステージ構成でダイエットに励むことにしました。完成したものがこちらです。

# --- Build stage ---
FROM public.ecr.aws/lambda/python:3.12 AS build

# Install build dependencies
RUN dnf update -y && dnf install -y \
    gcc \
    gcc-c++ \
    make \
    && dnf clean all

ENV PATH="/root/.cargo/bin:$PATH" \
    UV_PROJECT_ENVIRONMENT=${LAMBDA_TASK_ROOT}/.venv

# Install Rust
RUN curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh -s -- -y --profile minimal

# Install uv
COPY --from=ghcr.io/astral-sh/uv /uv /uvx /bin/

# Copy and install Python dependencies
WORKDIR ${LAMBDA_TASK_ROOT}
COPY uv.lock pyproject.toml ./
RUN --mount=type=cache,target=/root/.cache/uv \
    uv sync --locked --no-dev

# --- Runtime stage ---
FROM public.ecr.aws/lambda/python:3.12

# Copy Python libraries from the build stage
COPY --from=build ${LAMBDA_TASK_ROOT} ${LAMBDA_TASK_ROOT}

# Copy application code
COPY ./src ${LAMBDA_TASK_ROOT}/src

# Activate the virtual environment
ENV PYTHONFAULTHANDLER=1 \
    PYTHONPATH=${LAMBDA_TASK_ROOT}/src:${LAMBDA_TASK_ROOT}:${LAMBDA_TASK_ROOT}/.venv/lib/python3.12/site-packages \
    PATH=${LAMBDA_TASK_ROOT}/.venv/bin:${PATH} \
    VIRTUAL_ENV=${LAMBDA_TASK_ROOT}/.venv

# Assume handler function is in src/main.py
CMD ["src.main.handler"]

Dockerfile の構成

この Dockerfile は build と runtime の 2 つのステージで構成されています。

  • build ステージ
    • public.ecr.aws/lambda/python:3.12 イメージをベースに、ビルドに必要なツール(C++ コンパイラや Rust)をインストールします。
    • uv をインストールし、Python の依存関係を uv sync でインストールします。
  • runtime ステージ
    • public.ecr.aws/lambda/python:3.12 イメージ(build ステージと同じイメージです)をベースに、build ステージでインストールした Python のライブラリとアプリケーションコードをコピーします。
    • C++ コンパイラや Rust などのビルドツールは不要なので、runtime ステージには含めません。
    • 仮想環境を有効化し、Lambda ハンドラを指定します。

ついでに Python のバージョンを 3.9 から 3.12 に更新しました。Python 3.9 は2025年10月にサポート期限が切れるので、そのとき慌てないようにしておきます。執筆時の最新版は 3.13 ですが、Presidio がまだ対応していないため使えません。

uv のインストール

uv の公式ドキュメント Using uv in Docker に従います。通常のセットアップスクリプトを使うより、Docker 側のキャッシュが効いて高速になることが期待できます。

COPY --from=ghcr.io/astral-sh/uv /uv /uvx /bin/
仮想環境の指定

仮想環境として ${LAMBDA_TASK_ROOT}/.venv を指定します。uv sync でインストールしたライブラリはすべてこのディレクトリに配置されます。

# build stage
ENV UV_PROJECT_ENVIRONMENT=${LAMBDA_TASK_ROOT}/.venv

runtime ステージでこの環境を使います。バージョン番号が PYTHONPATH に入っているのが要注意ポイントです。Python を更新するときは、ここも変える必要があります。

# runtime stage
ENV PYTHONPATH=${LAMBDA_TASK_ROOT}/src:${LAMBDA_TASK_ROOT}:${LAMBDA_TASK_ROOT}/.venv/lib/python3.12/site-packages \
    VIRTUAL_ENV=${LAMBDA_TASK_ROOT}/.venv
Python の依存関係のインストール

uv sync を使って、uv.lockpyproject.toml に定義された Python の依存関係を ${LAMBDA_TASK_ROOT}/.venv にインストールします。

# build stage
WORKDIR ${LAMBDA_TASK_ROOT}
COPY uv.lock pyproject.toml ./
RUN --mount=type=cache,target=/root/.cache/uv \
    uv sync --locked --no-dev

多少ビルド時間の短縮を期待しながら、--mount=type=cache,target=/root/.cache/uv オプションを付けて、uv のキャッシュを利用します

実行ディレクトリの準備

build ステージでインストールした Python のライブラリを runtime ステージにコピーします。

# runtime stage
COPY --from=build ${LAMBDA_TASK_ROOT} ${LAMBDA_TASK_ROOT}

アプリケーションのソースコードがビルドコンテキストの src ディレクトリに配置されているものとして、これもコピーします。

# runtime stage
COPY ./src ${LAMBDA_TASK_ROOT}/src

ちなみに、COPY コマンドはこの順番で実行しないと src ディレクトリをコピーした後に ${LAMBDA_TASK_ROOT} をまるごと上書きしてしまい、アプリケーションが配置されません(1敗)。

これで、${LAMBDA_TASK_ROOT} のファイル構成は

${LAMBDA_TASK_ROOT} - /var/task
├── .venv
│   ├── bin
│   ├── lib
│   └── (略)
├── src
│   ├── main.py
│   └── (略)
├── uv.lock
└── pyproject.toml

のようになります。

これで、最終的なイメージサイズは 6.73GB になりました。まだ大きいですが、デプロイ可能な範囲に収まりました。

アプリケーションの変更

Presidio の制限を超える文字列を処理するために、長い入力を 20KB ごとに分割して匿名化処理を行うようにしました。具体的なソースコードは公開できないのですが、この対応で LLM 側のトークン数の上限まで入力できるようになりました。

分割した文字列を並列に処理することで速度を確保しつつ、入力中に同じ名前や場所が複数回出てきても文脈が途切れないよう、整合性を保つ処理を追加しました。

分割単位を短くすれば処理は高速化できますが、前後処理の都合でいくらでも性能が上がるわけではありません。メモリの使用量にも限界があります。

かといって分割が長すぎると実行時間が伸びてしまうので、お客様の待ち時間とコストのバランスを考えてチャンク長を調整する作業に神経を使いました。

今後も処理の高速化をはかるとともに、この機能の呼び出し状況や待ち時間を監視しながら、必要に応じて調整していく予定です。

ベトナムメンバーへの引き継ぎ

ベトナム側には Python を書いたことがないメンバーも多いです。将来改修が必要になったときに誰もメンテナンスできないという事態を避けるため、AI エージェントも効率的に働ける環境を意識しながら、開発を助けるリソースを整備しました。

  • テストケースの整備、テスト手順のドキュメント化
  • ドキュメントやコードコメントの英訳
  • ローカル実行用の Docker Compose ファイル
  • 動作検証用の不要なコードを削除
  • ステージング環境の作成
  • GitHub Actions を使った CD の整備

Faber Company はインターン生の成果もドンドン本番環境に反映されていく面白い会社です。

今いるメンバーも、これから参加するメンバーも、安心して初めてのことにチャレンジできる環境を整えていきたいと思います。

画面越しの仲間に会いに行く――初めての海外出張で感じた現地の空気

Xin chào!

こんにちは,技術戦略チームの小林です 😄

先日 (5 月下旬),ベトナムに出張してきました.
実はこれが人生初の海外.パスポートの申請から始まる不安いっぱいの出発でした.

当社ではベトナムの支社メンバーと日々リモートで開発を進めていますが,「現地の空気を感じ,直接会って話す機会を持ちたい」という思いから出張が決まりました.この記事では,その体験を振り返りつつ,オフショア開発を“顔の見える関係”に変えるヒントをお伝えできればと思います.

パスポート申請から始まった海外出張

出張が決まったのは,出発のおよそ 3 か月前.今年の 2 月のことでした. ベトナム出向中の菅原が日本に一時帰国するので,その帰りに一緒にベトナムに行くことになりました.

実は以前にもベトナム出張の話はあったのですが,そのときはパスポート申請にかかる日程上の関係で断念となったという過去があります. なので今回は話が出てすぐにパスポート取得のデッドラインを設定して行動しました.

ただ,2025 年 3 月 24 日から全国でパスポートのオンライン申請が始まること,偽造・変造対策を大幅に強化した「2025年旅券」の発行が開始されることが分かっていたので,出張が決まってから 1 か月ほど待って申請をしました (自宅で写真撮影して申請できるので便利です).なかなか受け取りに行くタイミングがなくて出張の 1 週間前に受け取りに行ったのですが,なんとかなりました (余裕をもって受け取りに行きましょう!).

初めてのパスポート.およそ 5 分ほどで受け取りが完了した.

あっという間に迎えた出発日

出張が決まってからおよそ 3 か月.気づけば出発当日を迎えていました.

前日には共催イベント「技術的負債へのアプローチを考えよう~システム・インフラ・プロダクト戦略の 3 視点から学ぶ負債解消~」があり,弊社赤堀が登壇しました.

朝の飛行機を予約していたのと,イベント会場が渋谷で空港まで少し距離があったため,念のため空港近くに前泊したのですが,当日は菅原が寝坊… 😇

なんとか間に合いました.

共に飛行機を待つ同僚 (菅原・赤堀)

飛行機に乗ると,もうベトナムに着いたのかと錯覚する程度に,多くのベトナム語が聞こえてきました.

機内で乾杯する図

飛行機にはたくさんトイレがありました.歯ブラシもあったので食後の歯磨きもばっちりです 😁

ベトナム到着

機内の記憶 (特に後半) はほとんど残っていないのですが,ベトナムの街並みが見えてきたとき,「ついに日本の外に出てしまったんだな」という実感が強く湧いてきました.

空から見るベトナムの街並み

朝に日本を出発し,着いたのは昼過ぎでした (現地時間).
まずは無事に地上に降り立つことができたことに感謝…!🙏

タンソンニャット空港到着!

荷物を受け取った後,空港でもう一人,別の便で移動した同僚と合流しました (写真はありません).

その後,菅原が KKday 経由で手配したローカルツアー業者のお兄さんと合流し,宿へ向かいました. この日はベトナムオフィスに行かず,移動だけで終了の予定でしたが,タクシーの中でほかのメンバーらと共謀し,サプライズ出社することを決断します.

サプライズ出社 (未遂)

サプライズ出社を決めたわけですが,諸事情により,初ベトナムの自分と赤堀が先行する形となったため,オフィスの場所がわからず,ベトナムメンバーの Minh-san にオフィス前まで迎えに来るよう依頼したためサプライズじゃなくなってしまいました 😢

パパラッチ (Minh-san) に撮られてしまった図

オフィスに着いたらとにかく「シンチャオ~」と一人一人に挨拶し,いつも Google Meet 越しに見ていた“顔ぶれ”が目の前にいる瞬間の感動は格別でした.等身大 (実物) の姿を見て彼らの実在を認識し,あらためてベトナムに来たことを実感しました.

初めて会うメンバーがほとんどでしたが,過去に日本に来ていたメンバーもいたので感動の再会でもありました.

再会の傍ら,Thạch-san がオフィスの案内をしてくれました.Cảm ơn Anh Thạch 😊

すでに夕方になっており,この日はお土産を置いてオフィスを離脱します.

初めてのベトナム飯

オフィスを離脱し,日本人メンバーだけで夕食に行くことになりました.

自分は空港で両替をしなかったため,この時点ではまだ現地のお金を持っていません.なので,お店に着く前に ATM で調達しました.キャッシング便利.

初めて手にした現地通貨 (đồng)

ベトナム出向中の菅原の行きつけのお店で,彼がいつも頼んでいるメニューに挑戦しました.名前もわからない料理でしたが,ベトナムを感じます.

このレポートを書くときに初めて名前を知ったのですが,Bánh canh chả cá という料理らしいです.

初めてのベトナム飯.Bánh canh chả cá

すぐそばでバイクが大量に走っている横で食べたのですが,正直そちらのインパクトが強すぎて味は覚えていません 😥

食後は MINISTOP で水を調達し,宿に向かいました.日本のコンビニあるんだ…!という驚きとわずかな安心を覚えました.

宿のロビーで雑談を交わし,自分は菅原宅へと移動したのですが,彼の住むマンションのエレベーターに乗ったとき,ほのかに香草の香りを感じ,ここでまたベトナムを体感します.

彼の暮らしぶりを確認し,帰りは翌日の出社に向けてバイクタクシー (Xanh SM) を利用しました.徒歩で通勤することもできなくはなさそうですが,バイクが非常に多く道路を横断するのがむずかしいため,バイク移動を決めました.

ベトナムでの初仕事

東京本社は通常 09:30 に始業しますが,ベトナムは 08:30 (日本時間で 10:30) に始業します.そのため,いつもより早く起床する必要があります.昨日のうちに体験しておいた Xanh SM のバイクタクシーを呼び,(自分は) バイクタクシーで通勤しました (ほかのメンバーはがんばって歩いたみたいです).宿からオフィスまでは Google マップによると徒歩 15 分 (1.1km) の距離ですが,¥112 でした (利用する時間帯によって料金が変動するようです).

気持ち早めに出社したのですが,Minh-san が Bánh mì を朝食として買ってきてくれました.これがいわゆるバインミー…! さらに,Luân-san が Cà phê G7 を淹れてくれました.「苦かったら砂糖足すよ」と言われたのですが,デフォルトで十分に甘かった…!

Minh-san が Bánh mì を買ってきてくれた.隣に見えるのは Luân-san が淹れてくれた Cà phê

現在,弊社では金曜日に Sprint Review や Sprint Planning を実施しているのですが,この日は金曜日だったので,それらを含めミーティングが多めの 1 日となりました.この日のミーティングは残念なことに,画面共有等の都合だったり,日本側のメンバーとのミーティングだったりということがあり,せっかくベトナムに来ていながらも Meet 越しに話すものばかりでした 😢

とはいえ,昼食の注文の時とか,昼休憩で彼らと直接雑談を交わすことができたり,たびたびアイコンタクトによるやり取りができたので,少しは仲良くなれたかなと信じています 😌

歓迎会で感じた距離の縮まり――Một, hai, ba, dô!! 🍻

金曜の夜,彼らは Japanese Member の歓迎会を開いてくれました.

仕事が終わった後,我々は Xanh SM の Car で会場に向かったのですが,時間的に超渋滞でかなり遅れての会場入りとなりました.

やっと来たタクシー.渋滞のなか歓迎会の会場へと向かう.

なんとか会場に着いたが,すでにパーティーは始まっていた 😇

ベトナムで乾杯するときは「Một, hai, ba, dô! Một, hai, ba, dô! Một, hai, ba, uống!」らしいです.ちょっと繰り返す感じ.「Một, hai, ba, dô! Hai, ba, dô! Hai, ba, uống!」という流儀もあるみたいです (今回は後者でした).

乾杯の写真はないですが,乾杯したら一気に行く感じでした.自分は普段あんまりアルコール摂取しないタイプですが,このパーティでは結構飲んでしまった記憶があります.

なんだかんだ酒の力でベトナムメンバーとの距離が近づいたように思います.

日本食の補給

意図していたわけではないのですが,土曜日は日本食しか食べていませんでした.ラーメンおいしい.

日本の味が恋しくなったら Đường Lê Thánh Tôn (レタントン通り) に行くといろいろ食べられるので安心です.
「いらっしゃいませ!何名様ですか??」等と日本語で声をかけられがちです.

朝食

昼食

夕食

ベトナム観光: おいしい食事~突如やってくる腹痛~

土曜日はただ日本食を食べて終わったわけではなく,ベトナムオフィスのある Quận Bình Thạnh (ビンタイン区) や,Đường Lê Thánh Tôn のある Quận 1 (1 区) 等の観光もしました.ユニクロや無印良品,ニトリなどの日本のお店を巡り,日本との品揃えの違いを比較しようと思ったのですが,ほぼ同じように見えました.ベトナムに行っても日本の製品に囲まれた暮らしができそうです.

夜にはホーチミンがどのような街なのか,高いところから見てみようということで,ベトナム最高層ビルである Landmark 81 の Skyview に行ってきました.基本的に高いところが苦手な方なのですが,景色が日本と違うためか現実感が薄く,恐怖は感じませんでした.

Landmark 81 Skyview からの眺望

日曜日は Thuận-san の招待を受け,菅原,赤堀とともにホーチミンを案内してもらいました.ベトナムの歴史を学んだり,有名な Chợ Bến Thành (ベンタイン市場) で商魂を感じたり,充実した時間を過ごしていました.

Chợ Bến Thành (ベンタイン市場) の外で記念撮影

夜にはカニが有名?なお店でおいしい食事をいただきました.ベトナム滞在中で一番食べたと思います.

牡蠣.ひとりでたくさん食べてしまった.

食事を終えて宿まで送ってもらうことになり,このまま楽しく終わりかと思っていた矢先に問題は起こりました.急激な腹痛が襲ってきたのです 😰

牡蠣食べまくってたけど当たったのか?等と一瞬脳裏を過ったものの,すぐさま何も考えられない状況に陥ります.

ベトナムオフィスが比較的近いということで,急遽ベトナムオフィスを目指すことになったのですが,ここで再びトラブル発生.道を誤ってどんどんオフィスから遠ざかっていくのです.

もうそろや…!と思っていたところでどんどん遠ざかる車,強くなる痛み.もはやこれまでか…と薄れゆく意識のなか,目に入ったのは MINISTOP の看板でした.ありがとう MINISTOP.なんとか事なきを得ました 🙏

宿に戻った後は温かいシャワーを浴びて大人しく早寝しました 😴

初めての週明け出社

充実した週末を送り,月曜日がやってきました.バイクタクシーでの通勤はまだ 2 日目なので,朝から楽しいアトラクションの感覚です.

時差があるため,普段の朝会の時間を少しずらしてもらう等の変化はありましたが,ベトナムに行っても基本的に普段と業務内容に大きな差はありません.とはいえ,やはり何かあったときに Slack でメッセージを飛ばすのではなく,すぐそばにいつものメンバーがいるので,直接声をかけて相談したり,やり取りができるのは嬉しいポイントです.

デイリースクラムは普段,日本側のメンバーは各自がそれぞれ Google Meet に参加し,ベトナム側はメンバーが会議室に集まって 1 台の PC で参加してやり取りをしています.いつもは画面の向こう側に集まるメンバーを見ている側という感覚ですが,ベトナムにいる間は一緒に集まって一緒に参加できるので不思議な感覚とともに嬉しさに包まれます.

デイリースクラムのため会議室に集まるメンバーたち

あっという間に迎えたベトナム出張最終日

ベトナムオフィスでの 1 週間は,本当にあっという間でした.初日から多くのメンバーに温かく迎えてもらえたことは素直に嬉しかったです.日々の業務やコミュニケーションを通じて,現地の雰囲気や働き方を肌で感じることができました.

画面越しではなかなか伝わらない空気感や,ちょっとしたやりとりも,現地にいることでよりリアルに体感できたのは貴重な体験だったと思います.

最終日は名残惜しさを感じつつ,気づけば「またベトナムに来て,みんなと一緒に働きたいなぁ」と思わされました.

with ヒートマップチーム

with SEO チーム

帰国

深夜 0 時過ぎの飛行機に乗る予定でしたが,遅延により 1 時を過ぎてようやく出発.

深夜に搭乗を待つ.

搭乗した頃には眠気が一周して元気になっていたのですが,いつの間にか意識を失っていたようです.

早朝に機内食が提供され一度目を覚ましましたが,食後にもう一眠りして気づけば着陸していました.ただいま日本!

ただいま日本!

おわりに

人生初の海外,初のベトナム,そして初めての現地出社.どれもが刺激的であっという間の 1 週間でした.画面の向こうにいた仲間と,物理的に同じ空間で働けたことは,今後のコミュニケーションにも大きな意味があると実感しました.

これからも物理的な距離を超えて,一緒に価値を生み出していけるよう,自分自身も成長していきたいと思います. オフショア開発をしている方,これから海外出張を予定している方にとって,この記事が何かの参考になれば嬉しいです.

Faber Vietnam が入居するビル

【入社エントリ】Re:入社ゼロ年目から始めるエンジニア生活

自己紹介

プロフィール写真1

プロフィール写真2

はじめまして。今回、Faber Company 新規開発ラボチームにエンジニアとして入社した崔 成龍(チェ サンヨン)と申します。

名前に関しては当時お父さんが香港映画にとってもハマって、その時有名な俳優さんから名前を取ってきたという話をお母さんから聞きましたが、真実はどうなのか分からずです。

韓国で2年、日本で7年、バックエンド/フロントエンド/インフラなどなど何でも屋エンジニアです。

Rails(バックエンド)/TypeScript + React(フロントエンド)/AWS/C# Server などの経験があり、ゼロベースから自分で全部作ったプロダクトもあれば、 10 → 100、100 → 1000 規模のプロダクト成長にも関わった経験があります。

趣味はアニメの鑑賞・旅行などのアウトドア活動。 好きな音楽はボーカロイド曲・アニソンです。 最近はDuolingoでベトナム語の勉強を始めました。

話題に話題をつけてお話しするタイプなので、アウトプットよりインプットから会話が始まる傾向があります。 なんとなく楽しくいきたい人です。

転職経緯

前職は大手企業で、チームサイズも他社と比較して大きく、バックエンドエンジニアだけで20人いました。 その中でプロセスが整っているのは良かったものの、自発的に新しいことへチャレンジするには難しい環境だと感じていました。

カジュアル面談では、「面白い事業をしているか」「にぎやかなチームか」といった点を中心に見ていて、 さらに自分がチャレンジできる要素がたくさんあるか、という視点も大切にしていました。

Faber Companyに対してはAIをプロダクトに活かしながら開発を進めている点や、専門チームでR&Dに取り組んでいることにも魅力を感じました。

実際入ってみて

とにかくチャレンジすることだらけです! 新しい言語(自然言語ですね)を学ぶ必要性を感じたり、 プロセス化が必要な部分が多かったり、 チームにアジャイル・スクラムを“死者蘇生”させる必要があったり、 スプリントというよりマラソン的に走り続ける必要がありそうだな……と感じました。

現在課題となっている部分としては、開発チームのスクラム構成などを再整備する必要があり、 その土台から問題を探索し始めています。

チーム開発にしっかりコミットできる分、楽しさも悩みもたっぷりあります。

また、話のスピードが速いというか、悩んでいる時間すら惜しいかのようなスタイルで動いているとも感じました。

でも、チームの雰囲気はとてもにぎやかで、大満足です(笑)

最後

「ピザサイズチーム」というアジャイルの概念があります。 今のチームは、小さいチームならではの決断力とスピード感を求めている方にまさにフィットしていると思います。

AIを活用したプロダクト開発、一人でハンドルできる裁量の大きさ、個性豊かなメンバーたちと一緒に働く面白さ、 そんな環境、ちょっと楽しそうだと思いませんか??

一緒にピザを食べながら働きませんか?

【イベントレポート】「プロダクトマネージャーLT Night 〜生成AI時代のPM×エンジニア 越境と連携の最前線〜」に登壇しました

「プロダクトマネージャーLT Night 〜生成AI時代のPM×エンジニア 越境と連携の最前線〜」に登壇しました

みなさまこんにちは。Faber Company 新規開発ラボチームの「期間限定“元”末っ子」高田です。

そうなんです!!!! 私、期間限定で、末っ子じゃなくなってしまいました!!!!!!!😭😭

7月から我々のチームに学生インターンとしてS君が加わってくれたのですが、彼が私よりも6ヶ月ほど若く、、、、末っ子の座はしばらくの間、彼の手に渡ることになってしまったのです。(でもS君は数ヶ月間しかいない期間限定インターン生なので、ちょっとしたらまた私が末っ子になります😁)

さて今回は、いつもの「新卒文系女子が〇〇を身につけた話」シリーズではありません。 6月26日(木)に、Findyさん主催の「プロダクトマネージャーLT Night 〜生成AI時代のPM×エンジニア 越境と連携の最前線〜」に登壇してきましたので、そのレポートをお届けします。

pmhub-findy.connpass.com

登壇セッション『β版は「現場で作ってもらう」〜AI時代だからこそできる、Bizサイドを巻き込んだ開発〜』

エンジニアやデザイナー、あるいはPMなど、開発組織に属するメンバーがAIを使って開発を行うのは、どの企業でも割と一般的になってきていると思います。実際に、エンジニア・デザイナー間、あるいはエンジニア・PM間で、AIを使った"越境"が行われているという話もたくさん耳にします。

では、Bizサイドとの間ではどうでしょうか?開発組織と営業組織、あるいは営業以外の顧客対応を行う組織の間で、AIを使った"越境"は行われているでしょうか?

もちろん、セキュリティや基盤など、エンジニアが持つ専門知識がないと、安全で長期的に使えるプロダクトを作ることはできません。デザイナーが持つ専門知識がなければ、万人が使いやすいUIにすることはできません。

が、試作品として、あるいはβ版としてであれば、エンジニアではない営業やCS(カスタマーサクセス)、サポートメンバーなどもツールを作ることが可能です。

AIの良いところは、「ノンエンジニアでも、簡単に"それっぽいもの"が作れる」ところです。

だからこそ、顧客と毎日接していて、顧客のことをより理解しているBizサイドのメンバーに、AIでβ版を作ってもらい、それを開発組織がブラッシュアップするという体制を作ることで、顧客の課題をピンポイントに解決する機能を素早くリリースすることができるようになります。

みなさんの企業ではいかがでしょうか。「全社的にAIを使っている」と言っても、実際には、チーム内だけでの活用になっていないでしょうか。

ぜひこの機会に、「自分たちの会社だったら、他部署とAIを使ってどう連携できるかな」と考えてみてください。

他の方からの感想

登壇後の交流会では、たくさんの方とお話させていただきました。

その中でも印象的だったのが、「AIにプロダクトを作らせるのは便利だけど、セキュリティ面がやっぱり不安」という声です。

AIは完璧ではないので、時には"色々とマズいもの"を出力することもあります。

たとえば、AIにいろいろ生成させているうちに、いつの間にか個人情報が守られない設計になってしまっていたり、社外秘の情報に簡単にアクセスできるような仕様になっていたり、、、。

どれだけAIにセキュリティチェックをさせても、そうしたリスクを完全にゼロにすることはできません。

この交流会の場では、「最終的には人の目、できればエンジニアの視点でセキュリティを確認することが不可欠だよね」という結論で落ち着きました。AIで何でも作れるぶん、エンジニアやデザイナーは、ただ作るのではなく、「クオリティを担保する」という役割になってきているのかもしれません。

AI時代における開発組織の役割の変化は、いろいろな議論がされている部分なので、今後も様々なイベントに参加して、たくさんの意見に触れて行ければと考えています。そこで得た学びをこうした登壇レポートでみなさんに共有していくので、ふと思い出したときにでもこの開発ブログをのぞいて、ゆるっと読んでもらえたら嬉しいです。

あ、前回予告した「Figmaをどうやって独学で攻略したか」編、ただいま絶賛執筆中なので、モウチョットダケマッテテクダサイネ!!!